フィリップス補聴器、モーションセンシング技術を導入したAI搭載補聴器「フィリップス ヒアリンク 50」が新登場

コラム

フィリップス ヒアリングソリューションズは、新たにモーションセンシング技術を導入したAI搭載補聴器「フィリップス ヒアリンク50」(以下、ヒアリンク50)を、2024年6月19日(水)より全国のフィリップス補聴器取扱店にて発売しました。

動作や動きを聞こえに反映させる新機能

この補聴器は「人とつながる、世界とつながる」をコンセプトに、前世代で登場したAI(人工知能)サウンドテクノロジーをさらに進化させ、ユーザー中心設計をもとに開発されています。
新機能として、モーションセンシング技術を駆使した「サウンドガイド」機能を搭載しました。
サウンドガイド機能がユーザー自身の“動作や動き”を検知・分析し、その情報を“補聴器の聞こえ”に反映させることができます。
移り変わる周囲の環境や動きに合わせてシームレス且つよりクリアに会話を聞き取ることが可能です。

例えば、賑やかな場所で1対1の対話を楽しむとき、複数人の会話を楽しむとき、あるいは騒がしい街を歩いているときなどあらゆる場面において、ヒアリンク 50はユーザーの行動を認識し、動作・動きと周囲の環境にあわせて会話や聞きたい音を最適化します。
これにより、ユーザーはどこにいても常に会話や音声をよりクリアに聞き取ることができるそうです。


セールスマネージャーの武田氏による実演も。

様々なデバイスでダイレクトストリーミングが可能

ヒアリンク 50は、Bluetooth® 低エネルギー(LE)を利用した次世代音声規格「LE Audio」にも対応しています。
これにより音楽やテレビ番組、映画音声などを補聴器にストリーミングして、高音質かつ低消費電力で長時間楽しめるそう。
iPhone、iPadではヒアリンクとのダイレクトストリーミングに加え、ハンズフリー通話にも対応しています。
LE Audioに対応したAndroid™デバイスにおいてもハンズフリー通話を利用でき、補聴器用オーディオストリーミング(ASHA)を搭載したAndroidデバイスでは、ヒアリンク50とのダイレクトストリーミングが可能です。

また、本製品は小型で目立たない充電タイプの耳かけ型で、カラーは髪の色や好みに合わせて選べる全7色が揃っています。
接触型の高速充電器の登場により、1時間の充電で補聴器を終日使用でき、わずか15分の充電で最大4時間使用可能とのことです。

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ヒアリンク 50の登場と同時に、専用アプリ「Philips HearLink 2」の新機能「フィリップス ダイアリー」もリリースされました。
フィリップス ダイアリーは、ユーザー自身で一日の装用時間の目標を設定し、1日の使用時間を確認できる機能です。
新たに「3日連続で目標達成しました」などの個人の目標達成に向けたアドバイスを通知する機能が加わり、ユーザーが補聴器に慣れていくことをサポートしてくれます。

フィリップス ヒアリングソリューションズのオージオロジー・ディレクターであるオリバー・リード-タウンエンド「新しいフィリップス ヒアリンク 50はユーザーがどこにいても、どんな活動をしていても、会話や音声を明瞭な音質で、よりクリアに届けることができます。ユーザー中心設計のヒアリンク 50は、ユーザーが自分らしく生活を送り、好きなことを楽しめるようようニーズに合わせたサポートをします。」
と述べていました。

【新製品の概要】
■製 品 名:フィリップス ヒアリンク 50(全4器種:9050、7050、5050、3050)
■スタイル:ミニRITEスタイル(充電タイプ)
■価  格:オープン価格 (補聴器本体は非課税)
■適合範囲:軽度~高度・重度難聴(105 dBHLまで)
■カ ラ ー:髪の色にマッチするベージュ系、グレー系の全7色
■そ の 他:防塵・防水の国際保護等級IP68取得、日常生活防水仕様、テレコイル内蔵

フィリップス ヒアリンク 50
公式サイト