富澤商店が『おいしい小麦粉の日』に国産小麦粉を知る体験型親子イベントを開催!

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9月23日は『おいしい小麦粉の日』


2022年9月23日に、富澤商店が展開するキッチンスタジオ『TOMIZAWA SHOUTEN×cuoca STUDIO』では、国産小麦粉を知る体験型親子イベントが開催されました。

9月23日の『おいしい小麦粉の日』にちなんだ、日本最大級の製菓・製パン材料、器具専門店『富澤商店』が主催のイベントです。

『おいしい小麦粉の日』は、1543年9月23日の鉄砲伝来時に小麦粉の用途として代表的なパンが日本に伝わったという説から、日本で一番小麦粉の取扱い種類が多い富澤商店が、いろいろな小麦粉のおいしさを知ってもらうことを目的に制定。

2018年に一般社団法人・日本記念日協会に認定、登録されたのだそう。

小麦粉の種類や構造を知る

国産小麦粉の魅力や料理をつくる楽しさを知ってもらおうという目的で、連休ということもあり親子で楽しめるよう今回のイベントが企画されました。

まずは、使用する小麦粉の種類の説明から。

小麦粉には、強力粉・準強力粉・薄力粉の3種類があります。

強力粉はグルテンが多く含まれており、生地のまとまりが早く粘りが強いのでパン作りに適しています。

準強力粉はグルテンの量がやや多く、うどんや素麺といった麺類に。

薄力粉はグルテンが少なく粘り気も弱いので、ケーキやクッキー等お菓子作りに利用されます。

今回はパンを作るということで強力粉を使用。

富澤商店には強力粉もさまざまな種類が販売されていますが、中でも1番人気で使いやすくもちもちとした食感に仕上がる『春よ恋』という国産強力粉で作っていきます。

子どもたちに、小麦が小麦粉になるまでの過程の説明もありました。小麦は、小麦粉の皮の『表皮』、小麦粉の芽の部分である『胚芽』、白い小麦粉になる『胚乳』という構造をしています。胚乳以外を取り除き製粉されると、真っ白な小麦粉ができるのです。

ピザパンの作り方と実践


そんな強力粉『春よ恋』を使い今回作るのは、『ピザパン』。先生がデモンストレーションをします。

まずは、強力粉・砂糖・塩・イーストをボウルの中に入れ、手で混ぜ合わせます。

オリーブオイルと水を入れ、さらに混ぜてしっかりとこね、冷蔵庫で一晩発酵させます。

6等分に切り分けて丸め、ラップをかけて15分ほど休ませます。

空気を抜きながら手のひらで生地を薄くし、広げていきます。

ソースやチーズなどお好みでトッピングし、予熱220℃のオーブンで約10分間焼成したら出来上がり。

子どもたちは生地をハート型にしたり好きな材料をトッピングしたり、楽しそうに作っていました。

オーブンで焼いている間は、『春よ恋』と『スーパーカメリヤので作ったパンの食べ比べをする利きパン体験。

『春よ恋』はもちもちですが、『スーパーカメリヤ』はしっとりとしていて甘みを感じられました。

ピザパンが焼き上がり、イベントの最後には『子ども小麦粉博士号』の贈呈も。

さらに、家でも同じピザパンが作れるようにと『春よ恋』とイーストのプレゼントもありました。

富澤商店は豊富な知識のあるスタッフが多いので、どの小麦粉が合うか迷っている時は店頭でアドバイスもしてくださります。

小麦粉によってパンの味や食感も変わってくるので、富澤商店で販売されている強力粉で自分好みのパンを作ってみてはいかがでしょうか。

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