「ワイン」というとフランスやイタリアのお酒というイメージがありますよね。でも実は、日本でも美味しいワインが作られているんです!
今回、山梨県が主催した県産ワインと県産食材の魅力を伝えるイベント、「ワイン県・新マリアージュのススメ」にお邪魔してきました。日本のワインと合うマリアージュをご紹介します。
会場は日本橋の「レストラン ワイワイ (Y-wine)」
今回の会場は、日本橋にあるワインレストラン「レストラン ワイワイ (Y-wine)」さん。世界最優秀ソムリエコンクールで優勝した田崎真也さんが構えたレストランで、140〜150種類ものワインを揃えています。
名前の由来は「ワインを飲みながらわいわい楽しんでほしい」(田崎さん)とのこと。
山梨県知事と林真理子さんも駆けつけました!
山梨県は日本のワイン発祥の地であり、生産量全国1位。世界でも評価が上がっていることから令和元年に「ワイン県宣言」を行いました。
そのワイン県の副知事に就任したのが写真左、ソムリエの田崎さんです。また山梨県出身の作家、林真理子さん(日本ソムリエ協会認定の名誉ソムリエ)も故郷のためならと副知事に就任しました。
今日いただいたのは、この4種類の山梨県産ワイン。
・「甲州 スパークリング」(850円)
・「キュヴェ・ウエノ」(950円)
・「マスカット・ベーリーA」(550円)
・「山梨甲斐ノワール特別仕込み」(900円)
※価格はグラスのお値段。税別
このワインと合うお料理、とても気になりますよね!
では早速一品目。
「富士の介のマリネ〜自家製リコッタチーズ風〜」
「富士の介」というのはサーモンの名前です。キングサーモンを養殖出来ないかと研究を重ねて育ったサーモンで、ぷりぷりの身にグレープルフルーツジュースのジュレの甘さと酸味がさっぱりしています。使われているリコッタチーズはレモン汁を垂らして分離した濃厚な部分を使用。
チーズの濃さとサーモンやジュレの爽やかさが「甲州 スパークリング」と相性抜群!
「ほうとうのエッセンスを感じるフェットチーネ」
ほうとうといえば山梨県の名物!元々煮込むのに時間がかかるほうとうをパスタにした、というお洒落な一品です。麺にはかぼちゃが練りこまれていて甘みがありました。噛みごたえのある麺と合わせたのがベーコンですが、これはカルボナーラ!お洒落でありつつ、どこか懐かしさを感じます。
これに合わせた白ワインは「キュヴェ・ウエノ」というとても飲みやすいワインで、そこまでワインに強くなくても平気な飲み口でした。
「鹿肉のミートボール〜マスカット・ベーリーAとカシス風味〜」
赤ワインで煮込んだ鹿肉のミンチをミートボールにしました。食べ応えもあり独特の風味ですが、鹿肉はマスカット・ベーリーAと調和するような感じがしました。脂肪少なめで鉄分多めな鹿肉は女性の味方!
香りが甘い「マスカット・ベーリーA」は飲み口スッキリです。
「甲州ワインビーフのロースト〜ふき味噌風味ソース〜」
甲州ワインビーフというのはA4ランクの牛で赤身が美味しいとされています。ワインカスを食べて育った甲州ワインビーフは正にワインと一緒に頂くためのような牛です。ポリフェノールを含むので健康にもいいですよ。そして絶品なのが添えられたふきのとうのソース!こちらは程よい苦味があって大人の味。
「山梨甲斐ノワール特別仕込み」という赤ワインと一緒に。スパイシーな香りが特徴です。酸味がローストビーフのお肉の風味とぴったり!
日本のワインは飲みやすい♡
本日試食させていただいたメニューは通常お店で出てくる半分くらいの量で盛り付けされているそうなので実際はもっと大盛!ボリュームたっぷりなので、是非ご友人や恋人とシェアしてみて下さい。
「ワインはちょっと苦手…」という方も日本のワインなら優しくて飲みやすいと思いました。田崎さんによると「日本のワインは和食にも合う」とのこと。ワイン=洋食ではなく、もっといろんな料理との組み合わせの可能性があるそうです。
自分だけのお気に入りの組み合わせも見つけられそうですね!
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レストラン ワイワイ
- 住 所東京都中央区日本橋2-3-4 日本橋プラザビル2F(地図)
- アクセスJR東京駅八重洲北口徒歩4分
- 営業時間11:30~14:30(L.O.14:00)、17:30~22:00(L.O.21:30、ドリンクL.O.21:30)
- T E L03-3527-9185
- 定 休 日土日祝、ビルの点検日、冬季休業
- ジャンルイタリアン、創作料理、ワインバー
- 山梨県産ワインとのマリアージュを存分に楽しめる